コラム COLUMN

知って得する!歯のコラム

ご自宅でのクリーニングと歯科医院でのクリーニング

毎日しっかり歯を磨いていても、歯と歯のすき間などにはどうしても汚れが溜まってしまいます。
それが原因で歯の黄ばみや口臭が起きてしまうこともありますし、虫歯や歯周病になってしまうこともあります。
「歯ブラシの限界」と言ってもいいかもしれませんね。

この限界を知っている人、感じている人も少なくなく、「歯ブラシによる歯磨き」をベースにしながら、
他のデンタルグッズを併用する人も多くなっています。
@nifty何でも調査団の「歯磨きについての本音・実態調査」では、以下のような結果が出ています。

■参考URL:http://chosa.nifty.com/cs/catalog/chosa_report/1.htm?theme=A20130628
■アンケート実施日時:2013年6月14日~2013年6月20日
■有効回答数:4,582

歯間ブラシやフロスは、以前に比べるとだいぶ一般的になってきましたし、
電動歯ブラシを使う人も増えています。
そんななか、今注目されているデンタルグッズが「口腔洗浄器」と呼ばれるものです。

口腔洗浄器で歯間を効率的にお掃除

口腔洗浄器は、水流の力で歯間の汚れを落とす製品です。
ノズルから噴射される高圧水流を歯と歯の間や奥歯、歯茎に当てることで、
歯ブラシや歯間ブラシでも取りきれない汚れをきれいに洗い流します。
歯ブラシと併用することでクリーニング効果が増幅し、虫歯・歯周病の予防や口臭除去に役立つだけでなく、
歯茎の健康促進にもつながります。

メーカーによって呼称は異なりますが、フィリップスの「ソニッケアー エアーフロス」や、
パナソニックの「ドルツ ジェットウォッシャー」などは代表的な口腔洗浄器です。
ご興味のある方は、試してみてはいかがでしょうか。

歯科医院でのクリーニングで確実に汚れを除去

近年は、ご自宅で使うデンタルグッズも豊富になっていますが、
確実に汚れを落としたいなら歯医者さんでクリーニングを受けるのが賢明です。

歯科医院でのクリーニングでは、専用器具を使って徹底的に歯垢や歯石を取り除きます。
ホームケアでは除去できないバイオフィルムという細菌膜を取り除けるため、
虫歯・歯周病の予防にも効果的で、着色汚れを取り除くこともできます。

ジェットポリッシャーで歯本来の白さを

ジェットポリッシャーは、微細粒子と水を混ぜたものをジェット噴射することで、
歯の表面を傷つけることなくタバコのヤニや飲食物の着色汚れを取り除く機器です。
歯と歯の間の汚れなどが落ち、白くきれいな歯を取り戻すことができます。

「白くきれいな歯」と言うと、前回のコラムでご紹介したホワイトニングを思い浮かべる方も多いと思いますが、
主に表面についた汚れが原因で着色している場合なら、ジェットポリッシャーだけでも歯をきれいにできます。
もちろん、ホワイトニングのように歯を漂白することはできませんが、汚れを除去することで歯本来の白さを
取り戻すことができるのです。
ご興味のある方は、ジェットポリッシャーについて一度おかかりの歯医者さんで尋ねてみてはいかがでしょうか。

白く健康な歯を保つために

歯科医院でクリーニングを受けても、またしばらくすると元の状態に戻ってしまいます。大切なのは、ご自宅で正しい歯磨きをすること、プラスアルファで自分に適したデンタルグッズを取り入れること、そして、定期的に歯科医院で検診を受けること。この3つを実践して、白く健康な歯を保っていきましょうね。

新宿スワン歯科・矯正歯科
歯科医師
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